実績

これまでに手がけた案件の一部をご紹介します。

事例

薬液充填設備の制御盤(盤内配線とタッチパネル)

薬液充填設備の自動化/化学プラント

タンクからポンプで薬液を容器へ充填する設備を自動化しました。従来は容器を秤に載せ、手作業でバルブを開閉して規定重量まで充填していましたが、PLCとタッチパネルによる制御盤を設計・製作し、ロードセルと重量指示計で計量して、規定重量に達すると電磁弁を閉じて充填を停止する構成としました。タッチパネルから、薬液の種類・目標重量・出荷先を設定できます。

充填の開始前には、画像センサで製品や出荷先に応じたラベルが所定の位置に正しく貼られているかを検査し、問題がない場合のみ充填を開始します。充填機の本体は別の機械メーカーが製作したものですが、その動作の制御は当社が担当しました。ラベルの画像検査は誤検知が起きないよう現地で調整を重ね、安定して稼働する状態に仕上げています。

主要機器

  • PLCキーエンス KV-8000シリーズ
  • タッチパネルキーエンス VT5-X10
  • 画像センサキーエンス IV3シリーズ
  • 重量指示計クボタ計装 KS-C7200
  • 電磁弁コガネイ F10シリーズ
RO水供給設備の制御盤(インバータ・PLC・調節計と盤内配線)

RO水供給設備の定圧制御/化学プラント

化学プラント向けに、RO水(逆浸透膜でろ過した純水)をバッファタンクから一定の圧力で供給する制御盤を設計・製作しました。タンクへの受け入れはレベルスイッチで液面を監視し、RO水が不足すると自動弁を開いて給水することで、液面を一定の範囲に保ちます。

送水側はポンプをインバータで運転し、配管に設けた圧力計のフィードバックをもとに運転周波数をPID制御することで、使用量が変動しても供給圧力が一定に保たれる構成としました。圧力が上下に振れるハンチングが起きないよう、現地でPID制御の調整を重ね、安定した定圧供給に仕上げています。

主要機器

  • PLCキーエンス KV-N40DR
  • インバータ三菱電機 FR-Dシリーズ
  • 圧力計キーエンス GP-Mシリーズ
  • 調節計オムロン E5DCシリーズ

ポンプ駆動回路のインバータ化改造/既設設備更新

既設制御盤の改造として、電磁開閉器によるON/OFF制御で運転していたポンプ4台の駆動回路をインバータ化し、周波数による回転数制御ができるようにしました。既設回路との整合を確認しながら改造設計を進めています。

対象は長年にわたり改造を重ねてきた古い盤で、図面はあるものの実際の改造が反映されていない箇所があり、現地で既設回路を追いながら慎重に調査する必要がありました。また、大型の盤ながら増設の余地がなく、インバータの設置スペースを確保できなかったため、インバータ盤を新規に製作して増設する構成としました。改造そのものは難しいものではありませんが、図面が当てにならない以上、想定外の不具合を出さないよう、現地調査に時間をかけて臨みました。